パート主婦からプロ講師として独立・起業!

Report 8

東大脳コーチングでママ達の生き方を応援する

谷 亜由未(たに あゆみ)さん
株式会社プレシャス・マミー 代表取締役

谷 亜由未(たに あゆみ)さん 株式会社プレシャス・マミー 代表取締役

コーチングやドリームマップと出会ってから人生が変わったという谷さん。どんなきっかけで、その後どのような変化があったのですか?

谷亜由未さん

私は38歳までは平凡なパート主婦でした。まさか会社を興し、本も出版、東京で講演会やセミナーをしている人生になるなんて、当時の私からは全くもって想像もつきませんでした。

20代の頃は「若いお母さんになりたい」と思っていたので、寿退社して家庭に入ることにもあまり抵抗はありませんでした。しかし事務アルバイトと子育てをしていた30代のある日、尊敬している人から「あなたはもっとできる人だよ。何か自信のつくことをやってごらん?」とアドバイスをいただいたのをきっかけに習い事感覚でコーチングとドリームマップの講座を受講しました。これは運命の出会いだ!と思いました。

運命の出会いだと思ったのは、具体的にどのようなことだったのでしょう?

忘れもしない講座の初日1限目のことです。私は、講師から言われた「人はセルフイメージの通りにふるまいます。ふるまった結果が現実を作り、人生を作っています。」という一言に大きな衝撃を受けました。

自分で自分のことを「何もできない普通の主婦」だと思っているから変われないんだ。「あなたはもっとできる人だよ。」という言葉をそのまま信じたら、私はできる人になれるんだ!そう思ったのです。

そして同時に「同じように自分に自信が持てず、夢を諦めているママ達に絶対伝えなければ!」と思って、プロのコーチング講師になると決めました。起業した株式会社プレシャス・マミーのミッション「ママであることがキャリアになる日本を目指す」というのは、その頃からの思いがずっと続いている形です。

「ママであることがキャリアになる」というのは、どのような意味ですか?

子育てをしているときって、母親のことを誰もちゃんと褒めてくれないんです。やって当たり前、悩みもひとりで抱えてしまいがちで……それが続くと、どんどん自分の子育てに自信がなくなって、ママ自身の自己承認も低くなってしまうのです。

でも、ママ達には無限の可能性があって、子育てを通して得た経験や培った能力・感性は、社会のなかでもっともっと活かせるんだよ、「子育て=キャリアに出来るんだよ!と。

まずママ達の意識を変えてもらいたくて、それをコーチングマインドで実践し、気付いてもらうのが弊社の講座プログラムです。ドリームマップは、自主開催講座「ママ輝きコース」のなかで、自分の使命(ミッション)を考えるワークの集大成として一人ひとりに描いてもらっています。

谷さんが確立した独自のメソッド「東大脳コーチング」についても教えていただけますか?

著書 東大脳が育つ魔法の言葉、東大脳は12歳までに育てる

はい。ドリマ先生として全国の小学校に赴き、またセミナー講師のお仕事も増えてきた頃、息子が東京大学理科Ⅱ類に現役合格しました。塾へも行かず、すべり止めも受けない単願での合格。それゆえ、何人もの方から「谷さん、息子さんをどうやって育てたの?」ときかれたのです。 改めて振り返ってみると、小さい頃は教育ママでした。(笑)そしてコーチングを学び始めてから息子に対しコーチングに基づいた言葉がけを積極的にしていたことが思い当たりました。それで、“子育てノウハウ”と“コーチング”をミックスしたプログラムを「東大脳コーチング」としてまとめました。

「東大脳」とは、単に学力的に「東大に入学できる脳」ではなく、「自分で高い目標設定をしたり、夢を描いて自分で努力できる自立した脳」のことです。親が自分を犠牲にしたり、子どもに付きっきりにならなくても、カンタンな方法で自立した賢い子どもが育つんだよ、とママ達の子育てに役立ててもらいたかったのです。

現在、ドリームマップ普及協会では小・中学校にドリームマップ授業を届ける取り組みもしています。子どもが家庭にドリームマップを持ち帰ったとき、保護者はどう接するのがよいでしょうか?

やはり、どんな夢でも受け入れる体勢であってほしいな、と思います。

親子でも価値観は違うし、能力も違います。もし子どもの描いた夢が親の進んでほしい進路と違っていても、否定はせずに興味を持って、「へぇ~!」って感心しながら、まずは話を聴いてあげること。

それから、途中で夢が変わっても、それは成長だと受け止めて、責めずにその選択を温かく見守ってあげてほしいな、と思います。

成長するから夢も変わっていく……確かにドリームマップでは作成したあとのメンテナンスを推奨しています。しかし、教育の場では「初志一徹」の精神で「一度決めたことはやり通しなさい」という教えもありますが

そうなんです。実際に現場でもそういった声がありました。先生方からは「今は夢みたいなことを言っていますが、現実を見たときに落胆してしまいませんか?」と聞かれましたし、子どもたちのなかにも「今は『なりたい』と思うけど、なれるかどうか分からないし、夢が変わっちゃうかもしれない……。」と、自分のなりたい職業を決めるのに躊躇する子がたくさんいたのです。

子どもは成長の過程で様々な経験を積み重ねて、そのつど自分を深く知るようになります。接する社会も広がります。そのなかで夢が変わることは全く不思議なことではないのです。逆に最初から夢を変えてはいけない、という方が無理があるくらい。息子も、成長とともに将来の夢が変わりながら、自分で今の進路を決めました。

重要なのは、その夢がかないそうかどうかではなく、毎日どんな気持ちで生きるかということ。「変わるといけないから夢を持たない」ではなく、「今ワクワクできる夢があって、そこに向かっているということが大切なのです。

谷さんご自身もドリームマップに描く夢は変わりやすい方ですか?

私は割と物事に執着がない方なので、3年前に描いた夢と今描くことがコロッと変わることはよくあります。

ただ、描く時に「それがワクワクするか?」は一貫して大切にしています。「本の出版」や「東京進出」という夢も、うーん無理かもしれないけど……ワクワクするから書いておこう!って。私、突拍子もないことを書くのは苦手で、そういう時どちらかというと弱気なんです。(笑)

でも楽しいことは行動できるし、私のドリームマップを見ていた息子にも当たり前のように「ママは東京へ行くんでしょ?」と言われハッとしたりして、実現している今があります。

最後に、谷さんの今後の夢も教えていただけますか?

谷亜由未さん

今の仕事が天職だと感じているので、一番の夢はプレシャス・マミーのミッションを広げ、輝くママ(認定プレシャス・マミー®)を日本中にうじゃうじゃと生み出すことです。

あと私、生まれ変わったら松田 聖子ちゃんみたいな歌手か女優になりたい!と本気で思っているので、全国区の一流の講師になって、いつか武道館で歌つきの大講演会をやってみたいな、と夢見ています。(笑)

武道館のステージに立つ姿がイメージできました。(笑)夢の大講演会、楽しみですね!
谷さん、ありがとうございました。