まずは夢を語ることを恐れず、楽しいと感じてほしい!

Report 1

社長の夢を応援するため
ドリームマップ講座を自主開催


税理士・吉村博税理士事務所 所長

吉村 博さん 税理士・吉村博税理士事務所 所長

まずドリームマップを知ったきっかけから教えてください。

report_yoshimura_image2

最初のきっかけはコーチングでした。所属するTKC全国会の税理士勉強会では、参加メンバーが持ち回りでテーマを決めて講師を務めるのですが、自分の番で回ってきたテーマがコーチングだったのです。その時はテキストの『コーチング・バイブル』1冊をなんとか要約する形で行ったのですが、それを機にビジネスコーチングの可能性を感じて、実際に自分もコーチングを受けたり、ネットで情報収集をしたりするようになりました。ネット検索でICP(Independence Coach Program)を知り、ドリームマップの講座に申し込んだのは、2007年の夏です。

初めてドリームマップ講座を受講してみてどうでしたか?

ものすごくカルチャーショックを受けました!私たち税理士は、数字や実績データを元に物事を考える癖があります。ですから、ちょっとこれは非現実的かな?と思うようなレベルの夢を目標に据えることに、最初は抵抗もありましたね。でも、作ったドリームマップを発表する段階になって、これは面白い!と虜になりました。(笑)

ドリームマップの発表は、ヒーローインタビューのように「おめでとうございます!」と聞き手の拍手から始まり、発表者は夢が叶った状態になりきって行います。本当に実現するの?と思うような夢を含め、あることないこと語るのだけれど、それがワクワク楽しいんですね。思わず笑顔になっていく。

「夢を語る楽しさ」と「一生懸命その夢を聴いてくれる人がいる喜び」、この両方が合わさると最高だな、と感じました。それと同時に、顧客として関わっている中小企業の社長もこんな風に夢を聴いてもらえたら嬉しいだろうなぁ、と思いました。聴く姿勢の大切さに気付いたのもこの時です。それから、傾聴を学ぶためにICPコーチング講座にも通いました。

ドリマ先生の資格取得後は、ご自身の税理士事務所にあるセミナールームで「経営者向けドリームマップ講座を定期開催されていますね。
その取り組みを教えていただけますか。

はい。私は41歳で独立開業して、現在6名のスタッフを抱えています。弊所のキャッチコピーは「夢がかなう会計事務所」です。「経営者の夢を全力でお手伝いすること」と「どんなに頼まれても粉飾決算と脱税は絶対しないこと」、この2つを開業以来のモットーとしてきました。

ドリームマップは、経営者が作ることによって漠然とした夢のイメージが具体化し、またそれを見た社員も社長の夢や会社の方向性を共有できることに大きな意味があると思います。社長と社員が一緒に夢を語ること、それを手助けするツールとしてピッタリなのです。ドリームマップ講座は、既存の顧客フォローと、これから起業を考えている方のきっかけとなるよう、年2回程度のペースで開催を続けています。

講座を受講した方々の反応はどうでしたか?

皆さん、喜んでもらえますね。誰が受けても楽しいセミナーって、なかなかないと思うんです。これが世の中に広まったらすごいぞ!という予感がしますね。夢を具体化することは、人生を変えるパワーがある。だれでもそういう機会を年齢の別なく得られるようになってほしいものです。

あるとき、経営者の奥さんと娘さんが一緒に参加してくれたことがありました。相談をせずに別々に作ったのに、リンクした内容が盛り込まれていて、家族で同じ方向を向いていたことにそこで気付いた、というケースも。いつか日本の家庭で、一家に一枚必ずドリームマップが飾ってあって、お互いの家に行ったら、まずそれを見せてもらうのが普通のことになったら……なんてね。(笑)

それは素敵ですね!吉村さんの事務所ではスタッフの皆さんも全員ドリームマップを作られていますね。

吉村博さん

そうですね。やはり、人に勧めるからには実例の蓄積がないといけませんので。事務所内部で実践・定着です。はじめは、こんなプライベートなことを書いて見られるのが恥ずかしいとか、独立開業したいなんて言っていいのだろうか?などと互いに遠慮がありましたが、回数を重ねるうちにそういう意識が薄れ、結果的にスタッフ間の風通しも良くなりました。最近はスタッフもドリームマップを作ることを楽しんでいます。念願のマイホームを建てたスタッフは、次なる新たな夢を書き加えていましたね。今年の年始めにスタッフ全員でチームの3年後のドリームマップを作りました。個人で作るのに慣れてくると、チームでもアイデアを出しながら短時間で作成できるようになります。

実践されているだけに説得力のある言葉です。ドリームマップは、個人・チーム・会社全体とあらゆる規模で作ることができるのですね。

実は今、弊所のパッケージサービスの1つに、ドリームマップを組み込むことを考えています。まず、自社の事業・製品の特長を掘り下げることが出来たら、次のステップでドリームマップを描く。現状把握した上で、目標が定まると、事業計画を作るのがとても楽になります。そして、もちろん継続的な会計監査も行います。うちは「経営者の夢を数値化して、事業計画に盛り込み3年後5年後の決算書を先に作ることで、顧客全体の約70%の会社が黒字に転換しました。利益を出すだけでなく、夢がかなう経営をサポートする。今後も経営改善のトータルフォローが出来る仕組み作りを進めていきたいと思っています。

経営改善の一環としてのドリームマップ、今後の成果が楽しみです。ここで、吉村さんご自身の今後の夢も教えていただけますか?

私の夢は「10年後ベトナムに事務所を設け、半年ごとに日本と海外を行き来すること」と「夢がかなう税理士の本を5冊出版していること」です。そして、何より顧客全社が黒字になることが夢であり、一番の目標です。

実は、初めてドリームマップを作ったとき、将来の事務所のイメージを描くのに困って、苦し紛れに「2037年、海外に支店ができました」ってアジアのリゾート地の切り抜き写真を貼り、無理矢理書いたんですね。でも、今はそれが必ず実現したい自分の夢になっています。海外視察に赴き、現地との提携に対して可能性も感じるようになりました。嘘から出た誠というか、ドリームマップに書いたことで視野が広がり、引き寄せたのかもしれません。

最後にドリームマップに興味を持ち、このサイトを見て下さった方へ一言メッセージをお願いします。

吉村博さん

ドリームマップは、作り方のノウハウを知っているだけでは、真の効果は期待できません。ひとりで自宅にこもって作っても今ある現実の殻を破れず、つまらないものしか出来ないのでは?と思います。みんなでワクワクしながら作る場を共有し、他の人の夢に触れ、応援し合うからこそ、自由な夢が描け、パワーを持つものだと思っています。まずは夢を描き、語る楽しさを味わいに講座に出掛けてみてください。

吉村さん、ありがとうございました。